かりまたワーカーズコープが生まれた理由——島の未来を、島の人たちの手で
宮古島の最北端、狩俣(かりまた)。
人口わずか400人あまりのこの集落に、2019年、ひとつの労働者協同組合が生まれました。それが「かりまたワーカーズコープ」です。
■ なぜ、今、協同組合なのか
沖縄・宮古島では、若者の流出が続き、島の産業や地域コミュニティが少しずつ揺らいできています。「島の人が島で稼いで、島に残れる仕組みをつくりたい」——そんな想いを持った人たちが集まって立ち上げたのが、私たちの組合です。
労働者協同組合とは、働く人たちが自ら出資し、経営に参加し、自分たちの力で事業をつくる組織です。「誰かに雇ってもらう」のではなく、「自分たちが主役になって働く」——その考え方が、私たちの土台にあります。
■ 3つの柱で、島の未来をつくる
かりまたワーカーズコープは現在、3つの事業を展開しています。
【いんぱり】もずく販売事業
狩俣の海で育てた塩漬けもずくを、産地直送でお届けします。「いんぱり」は宮古島の方言で「一緒に行こう」という意味。島の生産者と消費者をつないでいます。
【むすびや】地域食堂・交流事業
島の人たちが集まり、食を通じてつながる場をつくっています。地域の高齢者支援や子どもたちの居場所づくりにも取り組んでいます。
【ヤドカリ事業】空き家・民泊活用
島の空き家を再生して、移住体験・民泊・ワーケーションの場を提供しています。「島暮らしをちょっと体験してみたい」人たちを受け入れています。
■ 応援してくれる人を探しています
私たちの活動は、島の人たちだけでは支えきれません。いんぱりのもずくを買ってくれる人、ヤドカリの宿に泊まりに来てくれる人、私たちの活動に共感して広めてくれる人——そのすべてが、私たちの力になります。
一緒に、島の未来をつくっていきましょう。
かりまたワーカーズコープ一同