【note更新】はじめまして。 僕らが「かりまた共働組合」です
狩俣湾の風景
宮古島のいちばん北、さとうきび畑と美しい海に囲まれた「狩俣(かりまた)」という集落をご存知ですか?
ここは、古くからの伝統や、人と人との温かい繋がりが今なお息づく場所です。
観光で訪れる多くの人が「楽園」と呼んでくれるこの島。でも、ここで生まれ育ち、暮らす僕にとっては、キラキラした光と同じくらい、向き合わなければいけない現実もあります。
「このままじゃ、いけないかもしれない」
そんな、言葉にならない想いが静かに積もっていた頃。
「だったら、自分たちで未来を創っちゃおう」と、少し無謀な仲間たちが集まって生まれたのが、僕たち**「かりまた共働組合」**です。
これは、僕の自己紹介であり、あなたに宛てた最初の手紙です。
で、かりまた共働組合って、何してるの?
ひと言でいえば、「狩俣を元気にするための、みんなの会社」。
2022年11月に、地域の仲間たちで立ち上げた組織です。
でも、ただの会社とは少し違います。僕たちが選んだのは「労働者協同組合」という、ちょっとユニークな船でした。
この船の面白いところは、乗組員(組合員)がみんなで羅針盤を覗き込み、みんなで舵を切っていくこと。
なぜ僕たちが、この少し変わった船で航海に出ることを決めたのか。その理由は、この島の**「リアルな今」**と深く繋がっています。その話は、また改めてじっくりさせてください。
改めまして、僕が代表理事です。
根間 太一(ねま たいち)です。
この無謀な船の船長(代表理事)をしています。設立当時は27歳でした。
「観光地としての宮古島だけじゃなく、ありのままの狩俣を好きになってくれる仲間を増やしたい。まずは気軽に遊びに来て、いつの間にか『ただいま』って言っちゃうような、そんな『関係人口』を増やしていきたいんです」
これまでの事業紹介
僕たちはこれまで、地域の「あったらいいな」を形にするために、様々な航海に乗り出してきました。
島の宝を、食卓へ(いんぱり事業) もずくや魚など、地域の宝を加工・販売しています。
暮らしの足となり、心を結ぶ(移送・配食事業) 電気自動車での送迎や、お弁当配達など、地域の暮らしの「困った」に寄り添っています。
そして今、未来の港を創る(空き家再生プロジェクト) 今、僕たちが最も力をいれているのがこのプロジェクト。ただの空き家じゃない、新しい仲間がいつでも帰ってこられる「港」を創っています。
これから、もっと僕の言葉で。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
これが、僕からの最初の挨拶です。
少し丁寧すぎたかもしれませんね。次回からは、もっと僕自身の言葉で、この場所のリアルな空気感を伝えていきたいと思っています。
次回、お話ししたいのは、この美しい島の光と、その裏側にある物語について。
**なぜ、これほど多くの人が訪れる島で、僕たちが「関係人口」という言葉を口にするのか。**その理由を、少しだけ深く掘り下げてみます。
ぜひ、この航海の続きを見届ける仲間として、フォローボタンを押してくれると嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願いします。
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